7月31日（月）～8月4日（金）と8月7日（月）～8月11日（金）の日程で、榛生昇陽高校福祉科1年の実習生3名をデイサービスで受け入れさせていただきました。
奈良県唯一、公立高校で福祉科があり、3年生の1月には介護福祉士の国家試験にチャレンジする高校生。なにかお手伝いさせていただければと思い、実習生を受け入れさせていただく事にしました。当施設にとっても初めてのことなので、私自身も事前に実習指導員としての資格を取得すべく研修に行かせて頂き、マニュアル作りや書類作りなどの準備を進めてきました。
実習生との初顔合わせのオリエンテーションでは、見るもの、聞く事が初めての高校生。緊張で顔が固まっていました。私も、実習生の緊張をほぐしながら話を進める事に必死でした（笑）
実習当日、どんな風に来てくれるのかな…と思っていましたが、元気に玄関で挨拶をしてくれ、私も一気に気合いが入りました。
実習中、何がわからないのか、どう聞けばいいのか…と戸惑いながらも、一生懸命自分の言葉で質問をしてくれる姿に私も言葉をチョイスしながら、少しでも理解できるように伝えさせていただきました。「あ！なるほど！」と何かを掴み取ってからは、日増しに積極的になり利用者様のそばに椅子を持っていき自分から話しかける姿は本当に頼もしく思いました。
実習中日には新聞撮影が入るなど、慣れてきた頃にまた緊張する場面もありました。
入浴見学・送迎見学・車椅子介助・整容介助・レクレーション参加など広く浅く本当に盛りだくさんの5日間でしたが、実習最終日には「将来、絶対良い介護士になってまた、報告しに来ます!!」と手紙を置いて帰ってくれました。いやぁ、これにはデイ職員全員…涙。やられました～!!（笑）
本当にさわやかな高校生に出会え、私たちも初心に戻れ、活力をいただきました。
暑い夏、高校生は本当に頑張ってました。
これからも応援して行きたいと思います。
私たちの方こそ、心より、ありがとうございました。
デイサービス生活相談員 橋本優子