毎月訪問させていただいているAさんの自室の壁には、ご自身で描かれた水彩画がいくつも飾ってあります。
Aさんは、秀華苑のデイでも塗り絵や果実の絵を熱心に描かれているとのことです。
そう言えば、私も絵が好きで、20歳前後の頃、美術大学入学を目指して絵の予備校に通って、毎日デッサンや水彩画を描いていました。２浪しましたが、あえなく不合格。絵の道をあきらめました。以来、筆を持っていません。でも、絵を描いていたおかげで、「絵心」だけは養われたのかもしれません。
道ばたに咲いているささやかな花にも、石ころにも、空や木々にも、それぞれが語り掛けてくる詩（うた）のようなものがあり、その言葉が私の心に響いてくる時があります。
一生懸命 生きよう
私はここにいるよ
みんな 大切
失敗したら もう一度立ち上がればいい
ありがとう 何度も言うよ
会えて本当に良かった
きび秀華苑 居宅介護支援事業所