先月あるご利用者様と屋上へ散歩に出かけたときのこと。
手すりに可愛い小鳥が留まっていて
私達が近づいても逃げる事無く「チッ、チッ、チッ、チッ、チッ!」と
私達に何かを訴えかけるように鳴いてくるのです。
(何故逃げないんだろう?)と思っていると、洗濯場のお姉様が
「あのカゴの中に雛がいるんです。」と近くにあった籠を指さしました。
「一日中近くで親鳥が見守っていて、私達が籠に近づくと鳴きながら襲いかかってくるの」とも。
そのご利用者様も関心しながら
「あんなに小さい体で人間に向かって行くのは怖いやろね。親って凄いね~」
としみじみつぶやいておられました。
機能訓練指導員 冷水