困難事例と課題
虐待、困難事例
■ 虐待事例担当ケアマネジャーより通報→施設へ措置入所。
■ 虐待事例市役所より通報→数回自宅訪問するもインターホンを切られ、面接に至っていない。夫婦分離となり、夫は高齢者専用住宅へ入居となる。
■ 夫婦間の暴力行為(DV)、訪問時に家族より相談、小規模多機能型施設利用となり、経過観察中
■ 夫婦間の暴力、サービス利用につなげ夫婦分離を図ったが、被害者である妻の受け入れが悪く、分離に至っていない。興奮・暴力が医療面で問題あるのかと主治医への通院同行等実施し、デイサービスを週1回利用予定となり、経過観察中、(緊急時等は入院調整可の状態)
■ その他、困難事例の対応として、面接、介護保険制度の利用等、地域包括支援センターの啓発活動の実施
課題・問題点
今年4月より開設の地域包括支援センターであり、知名度が低く、地域の方々への、認知、受け入れが難しい場面が多く、また、情報量が少なく、対応が不十分である(包括として)
ご利用状況
2012年6月25日現在の利用登録者数
- 現在、東中学校区で包括きずなに利用登録されている方は計187名。
- 要支援1 76名
- 要支援2 81名
- 内、独居 51名
- 内、高齢者世帯 50名
初瀬地区利用登録状況
- 独居 26名(30%)
- 高齢者世帯 29名(34%)
- 子供等と同居 28名(33%)うち、日中高齢者世帯1名
- 施設等入所 2名
- 不明 1名
内訳
その他 14名の内訳
桜井東中学校区相談件数
- 総合相談 16件
- 虐待 3件
- 家庭内暴力 1件
- 安否(所在)確認 3件
総合相談業務
介護保険のサービス利用方法、代行申請業務等・・・19件
地域包括支援センターとは
地域包括支援センター業務内容
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高齢者や家族、地域住民からの介護や福祉に関する相談の対応、支援
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介護予防給付ケアプランの作成 (要支援1・2)介護予防事業(健康教室など)の開催
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地域のケアマネジャーへの支援や地域のネットワーク作り
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高齢者に対する虐待の防止や、その他の権利擁護事業
介護保険のことやその他のご相談があれば、お気軽にお電話くだい
◎例えば・・・デイサービスに行きたい、 ヘルパーさんに来てほしい、
福祉用具を借りたい、 近所の一人暮らしの高齢者が心配、
健康を維持し介護予防の話を聞きたい、
財産管理に不安がある、 虐待にあっている人がいる・・・etc
お気軽にご相談ください(相談は無料です)
相談受付は月曜日~土曜日
(日曜日と年末年始を除く)
午前9時~午後5時
電話:0744-44-3655
【担当地域】桜井市桜井東中学校区
※来所にての相談は、お待たせする事がありますので事前にお電話にて予約をおすすめします。
介護予防事業
要介護・要支援状態になる可能性の高い方(特定高齢者)、その他の一般高齢者を対象とした、介護予防教室(体操教室、口腔、栄養教室)を開催しています。
総合相談
相談業務としては、高齢者虐待、権利擁護、介護保険利用、介護保険の申請代行、おむつ給付に関する事、身体障害者手帳交付申請の相談や生活保護の受給申請の相談等、高齢者の生活全般の総合的な相談を受け付けています。
老人会活動への参加
担当各地区老人会の定例会等に参加し、健康相談、血圧測定、講演等を実施しています。
児童民生委員の方々との連携
定例会等に必要時参加させていただくと共に、情報の共有や、地域の方が安全に生活していただけるように、相談・連携をおこないます。